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真大刀(またち)鯨鯢国(くじのくに)の鍛冶


鯨鯢国(くじのくに)鉄砂郷(かなさのさと)鍛冶部(かぬちべ)の少年。

父は郷の鍛冶を(たば)ねる村下(むらげ)・矢筈。

鍛冶の神である鉄砂比古に「百年に一人の才」と言われるほどの鍛冶のセンスを持つ。

何かと天才肌の上、頭の回転が速く、何でもこなせてしまうオールマイティーなタイプだが、背の高さは同じ年頃の少年たちに比べて低く、本人もそのことを密かに気にしている。
(小さい頃から腕の筋力ばかりを鍛えてしまったせいか、成長がアンバランスになってしまっている。)

鍛冶という仕事と己の能力に関してのプライドはかなり高く、時にその態度が傲慢に見えることもある。

郷の鎮守神である鉄砂比古のことを心から尊敬している。

 

この用語解説は、津籠睦月による
オリジナル和風ファンタジー小説花咲く夜に君の名を呼ぶ(日本神話系ファンタジー)の物語中に出てくるキャラクターを紹介するためのものです。
 
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