波限(なぎさ):泊瀬の母/霧狭司国の后
射魔氏出身の后で泊瀬の母、海石の姉。
目立つ容姿ではないものの、聡明さと思いやりに満ちた性格で霧狭司国王の心を癒している。
いつでも泊瀬の身の安全を第一に考えている。
泊瀬が幼い頃は、国王の資質を秘めた彼が命を狙われぬよう、わざと他の后たちの目を自分に惹きつけ、そのために嫉妬を受けていた。
今でも、泊瀬が次の国王となることよりも、平穏無事に生きていってくれることの方を願っている。
この用語解説は、津籠睦月による
オリジナル・ファンタジー小説の物語中に出てくるキャラクターを紹介するためのものです。