蘰(かづら/かずら)
 

巫女などが神事の際に頭に巻くハチマキ状の布。
 
埴輪(はにわ)等の資料で見ると、巫女以外でも男女ともに正装ではこのハチマキ状の布を巻いていることが多く、身を守る護符のような役割を持っていたと考えられている。
 
ちなみに男子の場合は前額部に結び目があるものと、後頭部に結び目のあるものの2種類がある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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この用語解説は、津籠睦月による
オリジナル・ファンタジー小説花咲く夜に君の名を呼ぶ(日本神話系ファンタジー)の物語中に出てくる古代用語などの特殊な用語を解説するためのものです。
複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。

 

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