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甘葛(あまづら/あまずら)


古代の甘味料。

ツタ状の植物から採取した樹液を煮詰めて蜜状にしたもの。

枕草子には削氷(けづりひ)(かき氷)にかけるシロップとして登場する。

原料となる樹液の糖度はモモやメロンに匹敵する。

スプーン一杯分作るにも大量の原料と相当の手間が必要な高級品。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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この用語解説は、津籠睦月による
オリジナル・ファンタジー小説花咲く夜に君の名を呼ぶ(日本神話系ファンタジー)の物語中に出てくる古代用語などの特殊な用語を解説するためのものです。
複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。

 

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