生絹(すずし)
生
(
き
)
のままの絹糸。
またはその絹糸で織った布。
灰汁
(
あく
)
で煮て柔らかくした練絹と違い、生のままの絹糸で織った生絹は硬くごわついていた。
薄くて軽く、素肌にまとうと下の肌が透けて見えてしまう。
夏物の
単衣
(
ひとえ
)
などに利用され、源氏物語などにも登場する。
<用語解説一覧へ>
↑
次章以降の用語が載っていることもありますので、ご注意を。