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月待(つきまち)
夜、月が出るのを待ち、月神に供物を供え、自分たちも飲食すること。
実際には、二十三夜待の他にも十三夜待、二十六夜待などいろいろあったが、二十三夜がとりわけ人気が高く、「月待と言えば二十三夜待」と言われるほどだったという。
ちなみに月神信仰と言っても祀られる神(仏)は何夜の月を待つのかによって異なるが、二十三夜待の信仰では勢至菩薩が祀られていた。
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この用語解説は、津籠睦月によるオリジナル・ファンタジー小説の物語中に出てくる用語を解説するためのものです。
複数の意味や説を持つ用語の場合、分かりやすくするため、物語の中で使われている意味や説のみに絞って取り上げている場合があります。ご注意ください。