「コスチューム&妄想設定」 |
今更なことですが、「花咲く夜に君の名を呼ぶ」本文中に登場する男神・女神の外見的特徴や衣裳や設定には、かなりオリジナル要素(というか妄想?)が入っています。
何せ、文献などを見ても「美しい」などの賛辞はあるものの、神様の詳しい外見的特徴に関する記述はほとんど無いので、「もうそこはファンタジーらしく(?)作者が好きに想像してしまおう」ということになったわけなのです。
とは言え、好き勝手に設定しているというわけでもなく、一応はその神様の属性や特質などからの連想や、実際に古代日本で着用されていた衣服のアレンジなどで設定を考えています。
それと、実在の
ヒロインの(コスチュームなどの)モデルが実在の埴輪であることは以前にも書きましたが、後半に登場する水神「ミヅハノメノカミ」の外見的特徴にも実在の埴輪が大きく影響しています。
以前、東京都・上野の東京国立博物館へ行った時に見た埴輪で、首元にまるでリボンのようなちょうちょ結びの紐をつけた女の子の埴輪があったのですが、その女の子埴輪の帽子なのか髪型なのかよく分からない頭の形状を、とりあえず髪型ということにしてデザインしたのが倭風描写版の用語解説から見られるミヅハノメノカミのラフスケッチになります。
(もみあげの毛が長いのは個人的趣味ですが…。)