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花咲く…ここだけの話24
趣味の創作活動をなさっている方で「作品の世界観を創り上げるためにいろいろ調べたいけど、どんな資料を読んだらいいのか分からない」とか「そもそもどうやって資料を探したら良いのか分からない」といった壁にぶち当たったことのある方、津籠以外にも結構いらっしゃるのではないでしょうか。
(いらっしゃらなかったらスミマセン。)
少なくとも津籠はちょっと前までわりとそんな感じでした。
(と言うかそもそも「オリジナルだし、異世界モノだし、まぁいっか」でろくに資料調べなんてしないで書いていることの方が多かったりしました。)
そんな津籠が最近資料探しに活用しているのは「参考文献リストを
辿ること」です。
ここで言う「参考文献リスト」とは、専門書などの巻末の方によく
載っていたりする「どんな資料を参考にしてその本を書いたのか」というリストのことです。
フィクションの小説などでも作者の方によっては時々これを載せている方もいます。
興味の無い方であれば「へぇ〜ふ〜ん」と流して終わりであろう(と言うか、そもそも読みもしないでスルーするかもしれない)このリストですが、使いようによっては
物すごく役に立つのです。
津籠の場合はまず、コンビニなどでもときどき売っている「日本人なら知っておきたい○○」だとか「○○の雑学」のような
(決して専門家やマニア向けではない)ごくごく一般向けのとっつきやすい感じの資料から手をつけました。
そしてその資料を一通り読み終え、「ちょっと物足りないな」とか「もっと
詳しいことが知りたい」となった時、巻末の参考文献リストを読み、その
リストから資料を探すということをしたのです。
そうして探し当てた資料を読み、さらにその資料の参考文献リストから、その次の資料を探し…ということを繰り返しているうちに、だんだんと資料のレベルと言うか、マニアックさと言うか、難易度のようなものが上がっていったように記憶しています。
あとは、資料を読んでいく過程でお気に入りの本を見つけたら、その本の著者名で検索してその人の別の著作物をGETする、などもやりました。
まぁ、中には絶版本があったり、読んでみたら前に読んだことのある本と内容が結構かぶっていた、などの失敗もいろいろとありましたが、近場に大きい本屋もないような田舎で本探しに日々苦労しているような人間にとっては、資料を探すとっかかりがあるというだけでも充分大助かりだったりしたのです。
そんなこんなで「参考文献リスト」というものに大変助けられてきた身の上ですので、津籠自身も自分の作品の
参考文献リストというものを作成・公開しています。
正直、津籠の書くものはかなりマニアックだと自分でも思っているので、その資料を求めている読者様がいらっしゃるかどうかは分からないのですが、津籠が様々な専門書の「参考文献リスト」をワクワクしながら辿っていったように、この参考文献リストがいつか誰かのお役に立てるのであれば幸いです。
このページは、
津籠睦月によるオリジナル・ファンタジー小説の小説本編ページの小窓(フレーム)内に表示される、小説創作にあたっての裏話などを記した隠しページです。
検索サイト様などを通じて
単独でこのページを表示された方には
たぶんわけが分からないと思います。
スミマセン…
もしご興味をお持ちの方がいらっしゃったなら、
上記小説タイトルロゴをクリックしていただけると、
今まで見たことのない世界を見ることができる…かもしれません。