花咲く…ここだけの話１９
| 「花夜の性格はラウラだった」 |
これだけだと「夢見の島の眠れる女神」を既にお読みでない読者様には、わけが分からないと思いますが、「花咲く夜に君の名を呼ぶ」のヒロイン・花夜の性格設定は元々、「夢見の島の…」のヒロイン・ラウラと同じ天然暴走系でした。
（しかも既に一度この性格設定を元にラストまで一通り物語の下書きを創っていたのです。）
「夢見の島…」を既読の読者様であれば「それだとストーリーがメチャクチャになるんじゃないのか？」とか「シリアスじゃなくてコメディタッチになるんじゃ…」とか「ヤトノカミとの絡みはどうなるんだ？」などと思われるかも知れませんが、実際ラウラモードの花夜をヒロインにした物語は、現在のものとは比べ物にならないほどコメディタッチで、ヤトノカミも散々彼女の振り回されていました。
（でもストーリーは一応ちゃんと展開していました。）
花夜の性格を今の状態に設定し直したのは、２作同時連載でヒロインの性格がカブるとマズいと思ったからです。
それに、「夢見の島の…」がほのぼのコメディタッチなので、「花咲く…」の方はその真逆で思いっきりシリアス・ハードに行こうと決めたので、天然暴走系のラウラモード花夜ではストーリー進行にいろいろと不都合が生じるから、だったのです。
ちなみに津籠はヒロインの性格に対して特にこだわりはなく、むしろ「作品が変わるごとに違うタイプのヒロインを描いてみたい」と思う
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津籠睦月によるオリジナル・ファンタジー小説
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スミマセン…
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