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花咲く…ここだけの話9
 

「作業効率UPのために…」
 
既に『花咲く夜に君の名を呼ぶ』をお読みになった方なら何となくお分かりかと思いますが、津籠の作品は一章あたりの作業量がかなり多いです。
 
普通にストーリーを練り、パソコンに入力し、一章分のWEBページを作り上げる作業に加えて、ルビふり、バージョン分け、用語解説の作成、次回予告etc…趣味で機能をどんどん増やしていったがために、作業量が結構なものになってしまっているのです…。 
 
とは言え、趣味で加えた機能ですので、時間さえ有れば作業自体は楽しいです。
そう、時間さえ有れば
 
津籠は普通に社会人をやっていますので(しかも完全週休二日制というわけではないので)サイト制作に時間を割けないこともあります。そういう時は本っ当に、やってもやっても作業が終わらないという地獄を味わう羽目になるのです…。
 
そんなこんなで、ただ漠然と普通に作業をこなしているだけでは、いつまで経ってもページが仕上がらないため、津籠はストーリーの作成段階から予め、作業の効率化を図ったりしています。
 
たとえば普通描写版と倭風描写版の相違部分ですが、実は読みの違いや、ルビの有無、あるいは同じ読みで漢字が違うだけだったりすることがあります。
 
例えば、『衣裳』。
普通に読めば『いしょう』ですが、倭風描写版ではこれに『きぬも』とルビをふっているのです。
 
古代の女性の衣服を表す言葉はいろいろありますから、べつに『きぬも』を使わなくても良いのですが、この単語を選択すれば、普通描写版では同じ漢字のまま『いしょう』と読め、ニュアンスは若干違うものの同じような意味で使えますので、この単語を選択して使っています。
 
そんな感じで、『漢字は現代でも通用するものでありながら、ルビに倭風な単語を使うことによって手軽に雰囲気を古代っぽくする』というテクニックを津籠は使っています。
 
しかもこのテクニック、漢字は現代でも通用するものですので、字面を見れば何となく意味が分かる→古代用語がたくさんあっても面倒臭くなく読める、という一石二鳥な効果がある(ような気がする)のです。
(まぁ、そもそもバージョン分けなどという作業を初めから入れなければ、テクニックなど使わずとも作業量は現在の二分の一以下になるのですが…
 
 
 
 
 

このページは、
津籠睦月によるオリジナル・ファンタジー小説花咲く夜に君の名を呼ぶ(小説ロゴ)の小説本編ページの小窓(フレーム)内に表示される、小説創作にあたっての裏話などを記した隠しページです。
検索サイト様などを通じて
単独でこのページを表示された方には
たぶんわけが分からないと思います。
スミマセン…
もしご興味をお持ちの方がいらっしゃったなら、
上記小説タイトルロゴをクリックしていただけると、
今まで見たことのない世界を見ることができる…かもしれません。
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