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花咲く…ここだけの話8
 

「植物と人間の関わり」
 
花咲く夜に君の名を呼ぶ』第2章後編には、クルミから油が採れるだとか、ドングリが染料に使われていたetc…古代、人々が植物を暮らしの中でどう活かしていたかの豆知識(トリビア)がさりげなく(?)記述されていますが、これは完全に津籠の趣味です。
 
火を灯すための油も、衣服を染めるための染料も、必要なものは全て森から採ってくる――こういう、『自然と共に生きる』というか、自然の恵みを上手く生活に取り入れて使っていた時代の雰囲気が好きなんです。
 
(とは言え、クルミなど生活の役に立つ植物は、自分が使うためだけでなく、義務として国に納めなければならないものでもありましたので、実際その時代に暮らした人々は結構大変だったのでしょうけど。)
 
津籠は一時、日本の植物名の語源や、昔の生活の中で植物がどんな使われ方をしていたのかなどを調べるのにハマっていた時期がありましたので、そんな植物豆知識が作品中にもちょこちょこ出て来たりします。
と言うかそもそも、作品の最重要モチーフが『花』というのも、完全にそんな津籠の趣味から来ています。
 
でもそんな植物豆知識をエッセンスとして加えたおかげで、普通に日本神話や古代史をモチーフにしただけではできないような物語に仕上がっているかな…と思ったりもしています。
 
 
 
 
 

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