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花咲く…ここだけの話7
 

「博物館は資料の宝庫」
 
津籠は小説『花咲く夜に君の名を呼ぶ』を書くにあたり、まず資料集めにゴールデン・ウィークを利用して(友人をつき合わせて)東京都・上野の東京国立博物館へ行ってきました。 
 
東京国立博物館には常設展と、期間限定の特別展があるのですが、常設展はゴールデンウィーク中にも関わらずガラガラでした(地方の博物館(作者の地元など)に比べれば人がいる方でしたが、特別展が恐ろしいほどの行列になっているのに比べて、並ぶこともなく、人が邪魔で展示が見れないということも全くありませんでした)。
 
さすがに国立博物館だけあって、展示物はとても充実していて、作品中にも登場する五鈴鏡やヒロインのモデルのハニワはもちろん、ヤトノカミの神体のモデルとした大刀や、様々な装身具など、参考になるものが多過ぎてテンションが上がりまくりました。
(誰もが見るだけで通り過ぎていく古代の発掘物の展示をかぶりついて見たり写メったり、メモをとりまくったりしている津籠の姿は端から見れば結構おかしなものだったかもしれません。)
 
実際に博物館に行く前にも予め資料調べはしてあったのですが、やはり実物を目で見るのは違います。
どのくらいの大きさでどんな質感なのかも分かりますし、展示では同じ時代のものが一つの部屋にまとめてありますので、その時代に他にどんな道具が使われていたのか、など新たな発見があって、知識の幅が広がります
 
それと、もう一つ嬉しいのが大きな博物館にはよくある『ミュージアム・ショップ』です。
津籠のように地方に住んでいると、周りに大きな本屋も無く、資料集めにも一苦労ということがよくあるのですが(最近はネット通販頼みですが、中身が見られないだけにハズレを引くこともよくあります…。)、博物館のミュージアム・ショップなら当然、資料が充実しているのです。
しかも『博物館』だけあって、展示物やその時代に特化した、とてもディープでコアでマニアックな品揃え。
津籠もここぞとばかりに資料を買い漁っていきました(考古物ガイドとか、女性の衣裳風俗に関する本とか、ハニワの本だとか…)。
 
上野の東京国立博物館は、歴史系の物書きさんだけでなく、歴史に興味のある方ならぜひ行ってみていただきたいオススメスポットです。
教科書で見たことのあるようなモノがたくさん展示してありますし、歴史に興味のない方でも興味を惹かれるような不思議なモノもいろいろあったりします。
(作者が行った時にはクマミミのついた戦国武将の鎧兜が展示してありました。人の頭にアニマルなミミをつける発想がこんな昔からあったなんて驚きですね!)
 
 
 
 
 
 
 

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津籠睦月によるオリジナル・ファンタジー小説花咲く夜に君の名を呼ぶ(小説ロゴ)の小説本編ページの小窓(フレーム)内に表示される、小説創作にあたっての裏話などを記した隠しページです。
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単独でこのページを表示された方には
たぶんわけが分からないと思います。
スミマセン…
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今まで見たことのない世界を見ることができる…かもしれません。
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