<小窓表示用>  
 

 
花咲く…ここだけの話1
 

「導入部は日本昔話風」

 
「花咲く夜に君の名を呼ぶ」序章は、何となく「日本昔話」あるいはオーソドックスな日本の伝承モノ、いわゆる「おとぎばなし」のような雰囲気をイメージして描いています。
 
その理由は、多くの読者の皆様にとってあまりなじみが無いであろう「古代日本モチーフの物語」を紡いでいくにあたり、導入部で少しでも「とっつきやすさ」を出したいという思いがあったからです。
(「峠の茶店」など、いかにも「なじみ深そう」なモチーフを出しているのも確信犯です。)
 
皆様になじみ深いであろう昔話風の雰囲気を出すことで、少しでも親しみやすさを持ってもらった上で今後の章を読んでいっていただこう…ということなのです。
 
なにせ、今後の章はハッキリ言って「ちょっとした日本史好き」でもドン引きするくらいのマニアックさだと(津籠は)思っているので。
 
そんなわけで、この物語は「昔話風」の時代から回想シーンとして一気に「古代日本風」の時代へ飛び、そしてまたエピローグで「昔話風」の時代に戻るという不思議な構成をとっています。
 
なじみ深そうな「昔話風」の雰囲気を出すことにより、一部の方々には逆に「ありきたりな話」だと思われて去られてしまうというデメリットな可能性も考えたのですが、そこはまぁ「月待ち」などのちょっとマニアックな単語を入れて目新しさを出してみたりと、一応の工夫をしています。
(実際効果があるのかどうかは分かりませんが…) 
 
 
 
 
 
 

このページは、
津籠睦月によるオリジナル・ファンタジー小説花咲く夜に君の名を呼ぶ(小説ロゴ)の小説本編ページの小窓(フレーム)内に表示される、小説創作にあたっての裏話などを記した隠しページです。
検索サイト様などを通じて
単独でこのページを表示された方には
たぶんわけが分からないと思います。
スミマセン…
もしご興味をお持ちの方がいらっしゃったなら、
上記小説タイトルロゴをクリックしていただけると、
今まで見たことのない世界を見ることができる…かもしれません。

inserted by FC2 system