rekam-elcarim

【レカム・エルカリム】

クローバー(罫線)

「奇跡の行使者」。

エスリヴェールの世界に予め組み込まれている“奇跡”のシステムを実際に起動した者の呼称。

その奇跡は、単なる偶然や幸運というレベルのものではなく、
魔術でも治癒できない怪我を回復させたり、災害等により失われた自然を元に戻したり、
時には死者を生き返らせることすら可能とされている。

ただし、その行使には厳格な資格と、叶えたい奇跡の規模に応じた代償が求められる。

「奇跡の行使者」は浮遊城のとある機関により、数十年〜百年に一人の間隔で選定される。

選定の基準は主に精神の高潔さや寛容さ、純粋さなど。

“奇跡”の行使は生涯に一度きりしかできず、行使した後には肉体のどこかに奇跡の行使者の証が刻まれる。

ちなみにこの“奇跡”のシステムは、エスリヴェールの創造当初からあったものではなく、
奇跡の歌姫ハナチルサト・オランジェが活躍した時代あたりから始まったとされている。

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このページは津籠 睦月によるPixiv(ピクシブ)投稿小説「選帝のアリス」の物語内に登場するオリジナル用語の意味等を解説する用語解説ページです。
 
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